ミステリーズ!vol.65 JUNE2014

東京創元社、偶数月刊の『ミステリーズ!』vol.65 JUNE2014 にエッセイが掲載されます。「わたしのとっておき」の欄。

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http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488030650

「訓練と継続」の問題について人体実験を断行して真剣に考察した論考です。ゲシュタルト心理学において「部分要素の集合ではなく、ある種の全体として認知される全体的な形態 (Gestalt) 」の代表例としてしばしば取り上げられる「メロディー」というものが、如何にして全体化するのか、どうした契機をもって身体化するのか——単音の付置に過ぎないものがいかにして一つのフレーズに「飛躍」するのか。それを確かめようという試みについて。

……いや、嘘はついていないよな、嘘は。

あるいは「毎日ギターを弾いているが相変わらず下手なままだ」という切ない現実からいかに目を逸らし問題を糊塗するかということに懸けた文体論的な実験、という風に考えることも出来るでしょう。

御笑覧いただければ幸いです。

 

「S」さんとは誰か? 座談会抜粋はどこにあるのか?

先日にアップしたエントリ「東えりかさんがビブリオバトルで優勝した件」について追記します。

東えりかさんと、その後に玉影ほのみえる「S」さん(ですよね)の御厚情に感謝いたしまして、篤く御礼申し上げます。

と、申し述べたのですが、この「S」さんというのはその方のイニシアルではありません。ご本人のイニシアルとしては「T」さんとすべきでしょう。東さんをして「一度も小説を褒めたところをみたことがない」といわしめた人物で、すでに講談社を退職なさった、名うてのベテラン編集氏でした。

「S」というのはメフィスト本誌に恒例の「巻末座談会」、メフィスト賞選考会のドキュメントにおける氏の通称でした。「S」氏はメフィスト賞の投稿者の間でも尊敬を集めていたと思しい、厳しい評言に有名だった方、人に言うこの「辛口のS」氏が『図書館の 魔女』を取り上げて選考にかけて下さったという経緯があったのです。この模様はメフィスト2010年 vol.3 の巻末に全文が収録されている……のですが、実は同座談会の抜粋を瞥見できる場所がもう一つあります。

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東えりか氏怒濤のプレゼン、第2回ビブリオバトル社会人大会決勝戦

(二時間以上ある動画ですので、ここでは東さんのプレゼンがいきなり始まるようリンクしましたが、上手く飛べない場合は 02h12m15s あたりに手動で飛んでいただければ)

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