『メフィスト』2015 vol.1 に『烏の伝言』あとがきのあとがき

『メフィスト』2015 vol.1 に恒例の「あとがきのあとがき」が掲載されております。

今回は「ファンタジーと地図」について雑感をしたためました。ご笑覧ください。

その記事では、とくに記憶に残っている地図として「ムーミン谷」の地図と『エルマーのぼうけん』の地図をあげましたが……

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……エルマーが繋がれた「りゅう」を探しに行った島の地図がすごろくになっていた!

ストーリーも完全再現ということなので、止まったコマによっては「ここでみかんのかわをすてる」とか指示があるんじゃないでしょうか。「ここでガムをかむ」とか。

詳細は福音館書店のサイトより「エルマーのぼうけん すごろく」のページへ。上の画像も同社『エルマーのぼうけん』生誕60年記念の特設ページより。

また、話があとさきになりましたが、「ムーミン谷」の地図については『ムーミン谷の彗星』の大域地図、『ムーミン谷の夏祭り』の劇場廻りなど、さまざまなバリエーションがあります。上記文中で念頭にあったのは『たのしいムーミン一家』にあった地図でした。講談社文庫版の小さな地図で見ていましたが、隅々までよく覚えていた。

これです(英語版)。画像は http://moomin.wikia.com/wiki/Moominvalley のシェアタグ埋め込み。

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メフィスト所載の小文でも触れましたが、山の頂上にご注目頂きたい。

また孤島「ハッティフナットの島」にも御注目頂きたい。日本にいう「ニョロニョロ」は原語ではハッティフナットですね。「ハッタ」して「フナッタ」とするもの、という意味だと言われています。つまり「迷って放浪するもの」——けっこうクールな名前ですね、ただ水平線を見つめている寡黙な連中ですがその思いは深いのだ。なるほど彼らの哲学(?)を解明すべくムーミンパパが海へ出たこともありました。こうなると「ニョロニョロ」はあんまりだという気もしてきます。

この島、続巻で訪れることになるんですよね。もちろん「ニョロニョロの島」だって伊達や酔狂で描かれていたわけではない。

ということで『図書館の魔女』シリーズの地図についてですが……『烏の伝言』で薄々お気付きになった方も多いかと思います。「この地名、出てこなかったけど……」とお疑いの皆様、そこだっていずれお話に出てきます。初めっからその積もりでしたから。御期待あれかし。

次巻はもう半分書きました。

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