「図書館においで」

『図書館の魔女』のイメージソングを作りました。

何をやっているのか、仕事はどうした、そんなことはいいから続きを書いたらどうか、というようなお叱りの声もあるかもしれませんが、御安心ください、掲題の一曲を作っていたのは実はもう二年も前です。原稿は毎日書いています。本当です。私は嘘を吐いたことはありません。

Youtube 当該頁にも記しましたが、まさかのボカロ曲。私の環境では『図書館の魔女』刊行当時は「初音ミク」は使えなかったので UTAU Synth の Mac 用試用版をエンジンに、ヴォーカル音源は「雪歌ユフ」を利用させてもらっています。2015年8月現在では初音ミクはマック界にも降臨しているようですが未詳。

ヴォカロイド部分仕様:
Vocal Engin : UTAU Synth (http://utau-synth.com/)
Vocal library : 雪歌ユフ (http://sekkayufu.web.fc2.com/)

ゼロ・コスト DTM の勧め

暫定公開版の画面からお分かりのように MacBook 付属の Garageband の演奏になっております。歌詞スーパーインポーズはやはりプリインストールされていた iMovie で入れました。

お気付きの通り、初期投資0円でのデモテープ(とは言わないか、今どき)作成になっております。楽曲の打ち込みにMIDIコントローラー(いわゆる演奏用のキーボードみたいなもの)を使うことすらしておりません、打ち込みはマウス。一音、一音、マウス。

最後の方は半ば意地になって「環境を整えずに何処までやれるか」というチャレンジになっていました。

打ち込み以前の、作曲時伴奏のメインはギターのアルペジオですが、これをマウスで完全再現。嘘です。いや、私は嘘は吐かないのだった。まあともかく正直、妥協の産物ではあります。いずれアコースティック・バージョンを公開するかもしれない。

天才的なコード進行

作曲中はなかなかいいメロディーだな、コード進行も快い、まいったな俺は天才か、と思っていたのですが、原曲 D から一度こころみに C に転調してみたら、私がギターを弾きはじめ一番最初に練習した曲とまったくコード進行が同じでした。凡庸なコード進行だったのですが、心のうちから湧き出てきたものですから仕方ありません。また仮にこのコード進行に著作権があった日には、世界中の名曲の数々がごっそり引っかかるような弩メジャーなものですから、その辺も安心です。

というわけで、この「図書館においで」を練習しますと、Stand by me、Let it be、Mrs. Robinson、Boys don’t cry (The Cure)、With or without you (U2)、なごり雪、酒と泪と男と女、多摩蘭坂 (RC Succession) などが自動的に弾けるようになるという、大変お得な仕様になっております。コード付き歌詞を公開しますので、みなさま御利用ください。

とくに「なごり雪」については B メロの進行までパk……偶然一致していました。私は自分に伊勢正三レベルの楽才があることを知り、戦いてしまったものです。というか F#7 から Bm に降りた時に「ふざけすぎた……?」と、どこからか声が聴こえてきたような気がしたんだよな。あとで確かめたらその後の展開も全く同じだった。

歌詞とコード (.pdf)、アルペジオ・パターン (.pdf)

lyrics_chords

arpeggio_pattern

ボカロ小説だったとは

『図書館の魔女』は決して大成功している作品ではありませんが、小成功というか、なんといいますか、たいへん慎ましく地道に版を重ねております。その都度の放流量が少ないのでお近くの書店の棚にご覧になれることは稀かもしれません。読者方々には御迷惑をおかけしておりますが、細々とロングセラーを目指しております。店頭で御注文くださればどこの書店にも届く手筈になっていますから、まだ御入手あらせられない方は是非お試し下さい。

初めからボカロ小説にしておけばもっと売れたのだろうか。そんなわけないか。いやボーカロイド曲から小説が出来たわけではない、順序としては、これは小説のスピンアウトのボカロ曲なのだから正しくは小説ボカロということになる。

「小説ボカロ」か……。何を言っているのか、分からないな、もはや。

冗談はさておき、どうでしょう、なかなかいい曲じゃありませんか! どうですか?

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